ミノーは、バスの餌となる小魚をイミテートしたものです。
ですから、バスが捕食している小魚に似たカラーとサイズの物を使うのが基本となります。
ただし、水が濁っている時やリアクションバイトを誘いたい時などには、チャートリュースやクロームなどのアピール力の高いカラーをセレクトするといいでしょう。
基本的にミノーは、ただ巻きするだけで小魚らしいアクションをするようにできていますが、トゥイッチングなどのロッドアクションを加えると、よりバスにアピールすることが出来ます。
ミノーには浮力の違いによる3つのタイプがあり、攻めたい水深や、バスの活性の高さにあわせて使い分けてみましょう。
フローティングミノー
フローティングミノーの基本はストレートリトリーブです。
ロッドアクションを加えずに一定のスピードで引いてきます。
バスの反応を見ながら、リーリングスピードを調整してみましょう。
フローティングミノーは、リトリーブを止めるとゆっくりと浮き上がりますので、ストップ・アンド・ゴーで弱ってヨタヨタ泳ぐ小魚を演出するのも効果的です。
サスペンドミノー
サスペンドミノーは、比重が水と同じになっているので、ルアーの動きを止めるとその場で動かずに漂います。
ステディリトリーブで勢い良く泳がせてピタッと止める。
トゥイッチングでシャクってダートさせた後ピタッと止める。
この止めるアクションがチェイスはするけどバイトしないような食い渋りのバスに効果的なのです。
ダイビングミノー
ダイビングミノーは、潜行深度が深いタイプのミノーです。
さらに、ロングリップによる根がかり回避率が高いことも特徴の一つです。
急速潜行でボトムラインをトレースしてもストラクチャーをうまく回避できるのです。
ボトムでの強いアピールとフラッシング効果がありますので、基本的にはストレートリトリーブでボトムにコンタクトさせるように引いてくるのがいいでしょう。
ただし、プリスポーンのバスを狙う場合などは、リトリーブの途中でジャークを入れてトリッキーな動きをさせたほうが効果が出る場合もありますので、状況に合わせたアクションを考えながら釣ってみましょう。